2008年08月23日

メタファーが嫌いだ

最近どうも、比喩表現が受け付けない。
比喩と言っても、具体的ことがあってそれを分かりやすく説明するために、
使われているやつじゃなくて、(直喩?)

メタファーっていうんかな、人生は長い道だ、みたいなやつ。

嫌いになったのはつい最近だ。
自分はいろんなブログ巡りが好きだが、
そんな記事を見ると、なぜか嫌悪感を抱いてすぐにページと閉じてしまう。

で、今日その理由がわかった。
メタファーばっかで書かれた記事なんかちっとも役に立たないんだよ!

わかりやすい例を書いてみる


・例1

人生とは長い道である。
様々な分岐点があって標識がある。

いろんな標識があって、いろんな足跡がある。

でも

人と同じ道を通って楽しいのかな?
確かに人と同じ道は安全かもしれない。

でも

本当にそれで幸せなのか?
もっと違う崖を登ってみれば違う景色が見れるかも知れない。
崖を登りきった分、また違った視点を発見できるかもしれない。

だから、人と違う道を進んでみよう、例え泥沼の道でも。



みたいなやつだ。どこにでもあるよね、こういう記事。

だけどさ、こんな文章はちっとも役に立たないだよ。

所詮、読者をうまいこと納得させて、わかった気にさせてるだけなんだよ!
だって、具体的なことちっともないのに、なんか納得した気にならない?
全く説得力も事実の裏付けもない考えも、メタファーで塗り固めれば、
それなりに見えてしまうんだ。


こんなの詐欺だ詐欺!


こういう記事書くやつは無責任なんだよ!
体験論も根拠もないくせに、読者を騙しやがって!

そんでもって、いいこと書いたとか思って、自己満にふけってるんだろ!

例1の記事見たいなの結構書いてる人いるけど、
もし、読者が騙されて泥沼の道進んで幸せになれなかったら責任とれんの?
いや、それは・・・って感じだろ?この無責任野郎め!
本当にそうなら、具体例あげてくれよ!
経験もないくせに、読者騙すなんて最悪だ!



・例2

現実ばかり見てないで夢を見ようよ。
目の先ではなく、遠い夢を見ようよ。



ほらまた無責任!こういうのって具体例ないんだよね。
だって嘘だもん。嘘をメタファーで固めてあたかも本当のように見せてるだけなんだ!

実際逆だって知ってるくせに、逆転の発想ですごいこと書いた、
みたいに思ってるんだろ!この無責任野郎!


主にこういうのって、事実の裏付けがない、常識から外れた考えをさ、
うまく説明するために使われてない?

逆転の発想を示して、読者に「これはすごい!考え変わりました」って言われたい。
でも、経験したわけでもないしなぁ、あ、そうだメタファーでそれっぽくしちゃお!
みたいな感じだろ?この無責任!


こういう奴らは、ピンチに陥ったとき、こう言うんだぜ。

「俺は社会のレールに乗ってるお前らと違うんだよ。
決められた道進んだって、つまらない。
人と違うことを頑張った分だけ、幸せになれるんだ」


ほらまた嘘ばっか!人と同じになれなかっただけだろ?
ピンチな状況を人と違うってことにして合理化するんだろ。
言い訳ばかりで、何の根拠もない信念持ってて失敗しただけだろ?

こういう奴らは自分の曲がった意見が他の人に理解されない時にこう言うんだ。

「やっぱり多数派には少数派の気持はわからないか」


この合理化野郎!何でもかんでも自分が正しいと思ってるんだろ!
自分は選ばれた一部の人間なんだ!みたいに思っちゃってるんだろ。

ひねくれた自分はさ、
大丈夫だって!そういう何でも合理化人間結構いるから君多数派だよ(笑)
って言いたくなるよね、言っても自分に利益ないから言わないけど。




と、ひねくれてみました笑

やっぱり為になる記事ってのはねぇ、
「例1」のタイプで書いてみると、


俺は2年のとき高校をやめました。
周りの人には何でやめるんだ?とか高校だけでも卒業したほうがいい!とか言われたけど、
でも俺はそんなお決まりみたいな人生にはうんざりしたんだ。

そして俺は高校をやめた。
でもいざやめてみると、何もやることがないんだ。
まるで、どっかの駅から急に砂漠に落とされたみたいに。

やることもなくて、先も見えなくてものすごく後悔した。
高校生を見るとイライラした。楽しそうに見えるのがすごく辛かった。
殺してやりたい、とさえ思った。みんないなくなればいいのに、毎日そう思った。

それから俺は部屋に引きこもった。
やることもなく、ずっと世の中の矛盾について考えていた。
体重も10kg落ちて、生気も薄れていった。

時々母が心配して、何度も声をかけてくれたけど、
「うるさい、こっちに来るな!」
何度も怒鳴った。俺には親と話す資格さえないように感じた。

俺はかまってほしかったんだ。支えてほしかったんだ。
しかし、口は逆のことを言った。
そして、次第に両親は声をかけてくれなくなった。
当たり前だ、俺が拒絶したんだから。

ある日、冷蔵庫に食べ物を取りに行く時、母とすれ違った。
かなり痩せていた。

そりゃそうだよな。大切な一人息子がこんな状態じゃ。
俺は一体何をやっているんだろう。そう思うと突然涙が溢れた。

俺は、ゴミ以下の人間だ・・・

そして俺は思ったんだ。

変ろう。

絶対変わってやる。俺は決めた。
でも、どうしてもドアが開けられないんだ。
自分の部屋という狭い世界と外の世界をつなげているドアは、
ただの板なのに、俺にはとても恐ろしいものに見えた。

そしてひるんだ。ただドアを開ける。
簡単なことなのに、今の俺にはそれすらできなくなってしまった。

俺はまた泣いた。いつからこんなに泣き虫になったんだろう。
いつしか、母親が開けてくれることを期待した。
俺はわかってたんだ、そんなの期待しても意味ないって。

それでも、期待して待っていた。
しかし、扉は開かなかった。
神様が俺に外に出るなと言ってるのかな。

ある日、1階からものすごい父の怒鳴り声がした。
父と母が喧嘩しているようだ。
今まで喧嘩ひとつしたことなかったのに・・・。

俺がぶち壊したんだ。

とてつもない罪悪感が俺を襲った。
ダメ人間、ゴミ以下、クズ。
そんな俺の為に両親が喧嘩してるんだ。

気がついたら、ドアを開けて急いで1階に降りた。

父と母が目を丸くした。信じられないといった感じだった。
俺は何を言っていいかわからなくなった。
ただ一言「今までごめん」と言った。
母は泣き崩れて、父は目に涙を浮かべた。

こんなに俺のこと心配しててくれたなんて。
一日も早くまっとうな人間になろうと誓った。


それから俺はいろいろ努力した。
就職活動もした。
でも面接で人事は、履歴書を見ると言った。
何で中退したの?中退してからは何してたの?

俺は言葉がつまった。当然不採用だった。
後悔した。高校なんてやめなければよかった。

でも、両親の顔を思い浮かべると自然に頑張れた。
俺にはまだ味方がいるんだ!

そして、転機が訪れた。

「君、いつから来れる?」

信じられなかった。採用ってことか?こんな俺を採用してくれるのか?

「いつからでもいけます!」

俺はあの時、自信を持って答えたんだ。


すぐに家に帰って両親に報告した。
ものすごい喜んでくれた。自分のことみたいに。

それから仕事を一所懸命やった。
何度も怒られた。でも負けなかった。

「君、来月から本社に移ってもらっていい?」

「えっ?」

うそだろ?こんな俺だぞ?

うれしくて、うれしくて。
ほんのちょっと前までは、部屋に引きこもって生産性もない毎日を送っていた俺が、
他の人に認めてもらったんだ・・・。


そして、本社に移っても仕事の成績は良好で、
俺はついに大企業の社長になった。

人によく言われることがある。
「高校中退なのに、すごいですね・・・!」

俺は決まってこう答えた。
「人と違う人生を送るって決めた時、マイナスからのスタートだった。
谷底でもがいて必死に崖を登った結果、新しい世界が見えたんだ。
人生に王道なんてないんだよ。だから中退もなにも関係ない。」






その数年後、会社は度重なる不祥事で倒産した。


そうか、俺はただ土台が小さな高い塔に登っていただけだったんだ。
谷底にいた時、そこは真っ暗で、土台がしっかりしてるか確認しなかった。
ただ光を見たくて、やみくもに登っていただけだったんだ。


俺は再び、部屋に籠った。



※すべてフィクションです。自分は中退なんてしてません。



みたいな、こんな感じの経験談と比喩とを駆使した事実に基づいた記事だと、
なんか納得しちゃいますよね!


というか、何書いてんだ、自分(笑)
posted by 藤 at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 普通の日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
吠えてますね〜^^
好きだわ〜この吠え方・・・・
Posted by 酒茶漬け at 2008年09月06日 12:43
流れに任せて書いてみました笑
Posted by 藤 at 2008年09月17日 20:46
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